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2040年の旅行体験はどうなっているか、VR旅行など

仮想現実と拡張現実による旅行体験のイメージ

2020年1月9日、世界76カ国で旅行保険などを提供しているアリアンツ・パートナーズグループが「THE FUTURE TRAVEL EXPERIENCE」と題したレポートを発表した。

そのまま日本語訳すると「未来の旅行体験」となる通り、同レポートは、今から20年後となる2040年までに旅行業界全体にどのような革新がもたらされるか、その展望を示している。

「THE FUTURE TRAVEL EXPERIENCE」の抜粋

既にある仮想現実などを用いた旅行体験の取り組み

2040年の未来の旅行体験レポートに記載されていることのいくつかは、それを実現するような事例が出てきている。たとえば、「仮想現実、拡張現実による旅行体験」については、JALが既に取り組んでいる。

JAL xR Traveler source:JAL

JALは2019年3月に「Try on trips」をコンセプトに、xR(VR、AR、MRの総称)技術を活用したバーチャルツアー体験を実施することを発表した。プロダクトの名前を「JAL xR Traveler」と言って、視覚、聴覚に加えて、嗅覚(現地の匂い)や触覚(送風装置や歩行器を活用)を刺激し、没入感のある体験を実現する。

なお、同プロダクトは、2019年3月末~12月末の各イベントで出展された。

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