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パナソニック、BIM用リアルタイム照明シミュレーションソフト「Lightning Flow」の本格展開を開始

パナソニック、BIM用リアルタイム照明シミュレーションソフト「Lightning Flow」の本格展開を開始

3Dデータ上で建築物を設計するBIM(Building Information Modeling)は日々進化しており、昨今では3Dデータ内を移動しながら各所を確認する「ビジュアライゼーション」や、目に見えない気流のシミュレーションなど、様々な用途に活用されている。

一方、照明設計(※)においては光の反射や光色の影響など、配置された光源と周囲の物体が複雑に影響しあうため、正確な見え方の再現が難しく、照明を配置するたびに膨大なデータ処理時間がかかるなど、効率的な作業ができていないのが現状である。

パナソニック株式会社 ライフソリューションズ(以下、パナソニック)は、BIMの3Dデータ上で照明のシミュレーションなどを高速に行えるフリーソフトウェア「Lightning Flow」を2021年6月21日にアップデートし本格展開することを発表した。同ソフトウェアは、2021年3月31日よりパナソニックのホームページ上に試験的に公開しており、今回のアップデートにより、照明設計の業務に本格的に使用可能になる。

Lightning Flowは独自開発した高速相互反射計算システムにより、BIMの3Dデータ上に配置した照明の光の効果を瞬時に反映、確認できるソフトウェアである。詳しい特長は以下の通り。

https://www.youtube.com/watch?v=telIHqz1r_k&t=107s

※ 照明設計:施設の使用目的や環境などに合わせて、配置する照明の種類、明るさ、台数などを計画・デザインすること。主に、照明デザイナーや建築設計者などが実施する。

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