COVID-19の世界的な流行を機に、社会における感染症対策への意識が高まっている。さらに、クラスター発生時に大きな事業ダメージが想定される機会が増加し、衛生管理が求められる領域が、「食の衛生」にとどまらず「社会活動全般の感染対策」に拡大してきている。
花王株式会社のグループ会社である花王プロフェッショナル・サービス株式会社(以下、KPS)と、ウイングアーク1st株式会社は、花王グループが2023年1月より展開する法人向け衛生ソリューションビジネスにおいて、衛生面でのリスク評価に対する情報収集・解析・提案を効率的に実現するシステム開発の取り組みを開始する。
衛生ソリューションビジネスでは、KPS独自の「感染症対策に関するアセスメントノウハウ」「環境表面モニタリング技術」と、ウイングアークが持つデータマネジメント・可視化の技術を用いて、効率的な運用のための新たなシステムを開発する。施設内を衛生面でリスク評価・分析するだけでなく、分析結果にもとづく改善策を提示し、各施設における感染リスクの低減に向けたソリューションを展開する。
具体的には、検査員の現場調査結果入力アプリや、IoTによるデータ収集、収集したデータのデータマネジメント、KPS独自ノウハウによる集計結果分析、全てのデータの可視化と共有可能なダッシュボードを提供する。
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