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エブリセンス、データ流通プラットフォームのパートナー&コミュニティプログラム「EverySense+」を発足

エブリセンス、データ流通プラットフォームのパートナー&コミュニティプログラム「EverySense+」を発足

エブリセンスジャパン株式会社は、データ流通プラットフォーム「EverySense」(※)のユーザーをサポートするパートナーおよびユーザーコミュニティプログラムとして「EverySense+(プラス)」を発足した。

ビッグデータ、AI、IoTを起爆剤とする第4次産業革命は新たに30兆円の産業創成を産みだすと期待されている。久しく低迷していた日本の「ICT競争力ランキング」(世界経済フォーラム(WEF)公表)もこうした新たなエコノミーが日本の強みとなり、2014-2016には10位から6位に順位を上げている。そして今後、生成されていく膨大な「データ」が新たな価値となることを見据えた、社会全体での効率的な利活用の仕組みとして「情報流通」が検討されている。その新たな分野のひとつが「データ取引市場」だ。

エブリセンスが提供するデータ流通プラットフォーム「EverySense」は、IoTデータの利活用の可能性を大きく広げるデータ取引経済に必要な機能を広範に提供している。データ取引市場ユーザーの利便性を高め、ニーズに応じたサービスの高機能・多機能化を迅速に実現するため、パートナープログラム「EverySense+」を発足した。同プログラムは、データ流通プラットフォームの社会インフラ化に必要と思われる以下の各連携サービス群から構成され、データ取引活性化に求められる利便性の向上やユーザー参加を促進する。

  1. データ取引市場に際してのユーザー支援サービス
  2. データ取引市場の前後処理に必要な機能提供
  3. インダストリー固有のリファレンスに基づくフレームワーク提供
  4. スマートオブジェクト、フォグ、ネットワーク、クラウドサービス提供
  5. 取引データのディーリング、アドバタイジング、格付けなど取引所周辺サービス提供

エブリセンスは、データ取引市場としてのオープンプラットフォームの基幹機能の運営・維持強化に努め、併せて「EverySense」に関するAPI資料を公開することで「EverySense」から派生する様々なマイクロサービスの設計開発・構築・提供を「EverySense+」に加盟するパートナーが協力し提供していくという。

EverySense+プログラムは下記の各サービス、コミュニティ群から構成される。

※データ流通プラットフォーム「EverySense」について
データの売買を仲介するIoTデータ取引市場。データ提供者が提供条件、許諾権限を明示、設定することができ、データ受領者は取引所を経由して価値あるデータを瞬時に収集することができる。「EverySense」は取引きの仲介のみに徹し、データの所有は行わず、価格決定に関与しない。「EverySense」はEverySense,inc.がプラットフォームを開発し、情報流通における中核的な仕組みに関して日本国内特許を取得している(米国、中国特許は申請中)。

【関連リンク】
エブリセンス(EverySense)

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