株式会社マクニカは、工場やプラントなどのOT環境のセキュリティ監視サービスである「Macnica OT監視サービス」の提供を開始することを発表した。
「Macnica OT監視サービス」は、工場やプラントなどのOT環境を、常時遠隔監視し、サイバー攻撃の予兆や攻撃可能な脆弱性を発見した場合などに、具体的なアクションプランとともに通知する監視サービスだ。
脅威インテリジェンスに基づき、実在する攻撃手法や侵害パターンなどを多角的に分析することで、OT特有の攻撃やその兆候、悪用可能な脆弱性を検出する。
検知の優先順位は、導入前の設計によってリスクを整理し、全てのセキュリティアラートを通知するのではなく、ユーザごとの環境にとってアクションが必要なアラートのみにトリアージし、通知する。
また、セキュリティ機器から出るアラート情報だけでなく、環境を把握した上での対処の優先度、対処が必要な装置の明確化、次に行うべき具体的な対策方針を案内する仕様となっているのだという。
さらに、エキスパートが平時から環境を監視し、脆弱性などのリスクと具体的な対策案を月次レポートで提供すり。古い設備などでセキュリティパッチの適用が難しい環境でも、代替策を提言し、攻撃を受けにくいセキュリティを支援する。
なお、インシデント発生などの有事の際も、エキスパートによるインシデント対応支援をオプションで提供するとのことだ。
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