KELA株式会社は、エージェンティックAI搭載のデジタル従業員「Digital Cyber Analysts(デジタルサイバーアナリスト)」の提供を、2025年5月14日に開始したと発表した。
「Digital Cyber Analysts」は、企業・政府・法執行機関・MSSP(セキュリティサービス事業者)において、脅威インテリジェンスの収集・分析・対応プロセスを対話型で提供するAIエージェントだ。
このAIエージェントは、「Alex(アレックス)」という名称で、セキュリティチームのアナリストは、Slack、Microsoft Teams、メール、または専用ポータルを通じて、人間のアナリストとやり取りするように「Alex」と対話することができる。
対話に対して「Alex」は、KELAの各種インテリジェンスモジュールやIdP(アイデンティティプロバイダー)、セキュリティツール、B2Bデータと連携して、最も重要な脅威を優先的に自動的に検出する。
また、大規模言語モデル(LLM)とエージェント型ワークフローを活用し、日次の脅威インテリジェンスレポート作成や、資格情報漏洩やフィッシング、ブランド悪用の検知・検証、IOC(侵害指標)やマルウェア署名、脅威アクターの特定などを行う。
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