三井物産セキュアディレクション株式会社(以下、MBSD)は、企業の生成AI利用におけるセキュリティ課題を包括的に解決する新サービス「AI TRiSM」を、2026年2月24日より提供開始すると発表した。
同サービスは、Gartnerが提唱するフレームワーク「AI TRiSM(Trust, Risk and Security Management)」の概念に基づき、生成AIの信頼性・リスク・セキュリティ管理を支援するものだ。
生成AI導入前のガイドライン策定やリスクアセスメントから、導入後のセキュリティ対策製品の運用監視に至るまで、生成AIのライフサイクル全体をカバーしている。
具体的には、以下の5つのメニューが提供される。
- ガイドライン・チェックリスト策定支援:企業の業務特性に合わせた利用方針の策定をサポート。
- 生成AIリスクアセスメント:潜在的なリスクを評価し、対策を提案。
- セキュリティ対策製品評価(PoC)支援:「Citadel Lens(株式会社Citadel AI提供)」などのAIセキュリティ製品を用いた実証実験を行い、有効性を評価。
- AI Firewallチューニング支援:導入したセキュリティ製品の検知ルール作成や最適化を実施。
- AI Firewallアラート監視:MBSDのセキュリティ監視センター(SOC)が、複雑なログやアラートを24時間体制で監視・分析。
特に運用フェーズにおいて、AI Firewallなどのセキュリティ製品は、誤検知や過検知が発生しやすく、適切なチューニングとアラート判断には高度な知識が求められる。
そこで同サービスでは、MBSDのAIセキュリティエンジニアが専門知見に基づいてルールの最適化やアラートの優先順位付けを行っている。
これにより、企業の担当者は運用負荷を軽減しつつ、安全なAI利用環境を維持することが可能となる。
企業は、自社の状況や課題に応じて必要なメニューを柔軟に選択・導入することができる。MBSDは、本サービスの提供を通じて、企業がセキュリティリスクをコントロールしながら、生成AIによるイノベーションを加速できるよう支援していく方針だ。

