アクセンチュア株式会社と、知能ロボットコントローラを開発・販売する株式会社MUJINは、物流領域でデジタル変革を推進するため、AIやロボットを活用したサービスの提供で協業を開始する。
アクセンチュアは、AIやアナリティクスなどデジタル技術を駆使して、顧客の課題解決に資するさまざまなサービスを提供するなど、変革に向けた戦略立案から実行・運用までの一貫した支援体制を整えている。MUJINは、モーションプランニング(動作計画)AI(※)によって、バラ積みピッキングや箱詰めなどの工程の自動化を可能にする汎用的な知能ロボットコントローラを開発・販売している。
今回の協業は、アクセンチュアが提供するAI Powered SCM(サプライチェーン管理)のサービスをさらに強化させるものであり、両社は、物流計画の策定から、実現に向けた最適なテクノロジーの導入、運用に至るまで包括的な支援サービスを共同で提供する。
例えば、物流センターを抱える顧客は、アクセンチュアが有する高精度な需要予測に基づいた在庫補充最適化ソリューションや業界、業務に関する知見、ならびにMUJINの知能ロボットコントローラを組み合わせたソリューションの導入が可能になる。これにより、倉庫オペレーションの自動化や可視化を実現し、可視化された運用データに基づく物流計画の精緻化および配送計画の最適化に至るまで、物流領域における一貫したデジタル変革を図ることができる。
※ ロボットに必要な動作を教えることなく自律制御を可能にする技術。
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