ワンストップ梱包型の自動倉庫システム「RENATUS(レナトス)」を提供する東大発のロボティクスベンチャー、RENATUS ROBOTICS(レナトス・ロボティクス)は1月17日、米マイクロソフト(MS)が提供するスタートアップ支援プログラム「Microsoft for Startups」に採択されたと発表した。
「Microsoft for Startups」は、MSが提供し、世界140か国以上で展開されているスタートアップ支援のプログラム。独自のイノベーティブなテクニカルソリューションを持つスタートアップ企業の成長促進を目的としており、採択された企業Azure(アジュール)を始めとしたMSが保有する技術へのアクセスに加え、パートナーネットワークを活用した、事業拡大に合った専用リソースが提供される。
RENATUS ROBOTICSは、ワンストップ梱包型の自動倉庫システム「RENATUS」を提供。システムでは、倉庫内に建てられた高さ5~20mのラック内で、ラックに敷設されたレール上を専用シャトル「RENATUS SHUTTLE」が走行することでコンテナを効率的に作業者の元に運ぶ。
同社は、今回、MSのプログラムに採択されたことで「RENATUS」の開発を促進。日本マイクロソフトとの共同プロモーションや研究開発実積の発表、Azureを活用する企業と連携し、新サービス開発や広域連携などを目指す。また、「Angel List」のクレジットなどを活用し、グローバルでの資金調達も加速する。
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