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ピーエムティー、AGV・AMRによる自動化をトータル支援するエンジニアリングサービス

精密加工や自動機の設計・製造を手掛けるピーエムティーは1月23日、AGV向けソフトウエア開発などのCPFusionと、AGV・AMRを使った自動化の導入から運用までワンストップでサポートするエンジニアリングサービス「AGV One-Stop Solution」を開始したと発表した。

サービスでは、実態調査と分析、顧客ごとに要件定義やゴール設定を行い、デジタルシミュレーションを活用し、スループットを最適化するためのレイアウトや導入台数の提案を行う。その後、CPFusionが、各種のソフトウェアを顧客ごとにカスタマイズする。

また、CPFusionが独自開発した「iSwarming群制御ソルバ」を搬送シミュレータなどのソフトウェアに搭載。仮想空間と実空間の位置情報などから未来の挙動を予測し、応答遅延を考慮した衝突回避制御を高速で行えるようにした。

サービスのイメージ
サービスのイメージ

さらに、モデリング手法でデジタルツインを構築し、顧客の運用環境に極めて近い仮想環境でテストを行うため、制御システムを含む、AGVの運用環境で、設計開発業務の効率化が図れるという。

2社によると、AGVの運用のコンサルティングサービスは複数存在する一方、企画・設計のフェーズについて、デジタル技術を踏まえてカバーするサービスを望む声が多数あるという。そこで今回、企画・設計から実装・運用までをワンストップでサポートできるエンジニアリングサービスの開発に着手したとしている。

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