Hacobu（ハコブ）は1月24日、同社のクラウド物流管理ソリューションMOVOシリーズで、トラックの予約受付に特化したクラウドサービス「MOVO Berth（ムーボ・バース）」に、予約情報連携APIを追加したと発表した。
「MOVO Berth」は、トラック予約受付に特化し、入出荷業務の改善を支援するクラウドサービス。トラックの集中や待機時間の解消を始め、作業状況や車両の到着状況を可視化し、物流センター運営にかかるコストを削減し、生産性を向上させる。
今回、予約情報連携APIを実装したことで、予約情報をシステム間でリアルタイムに連携し、車両の入退場記録や現場での作業時間記録、バースへの呼び出しを外部システムから実施できるようにした。
車番認識カメラやゲートシステムと連携することで、予約済みの車両が到着した際の入退場管理を自動化できるほか、倉庫管理システムと連携すれば、庫内の作業進捗に合わせて自動で車両の呼び出し・作業ステータスの更新などを行うことができる。
また、新機能を活用すれば、外部システムからMOVO Berthに登録されている予約情報を取得することができる。予約情報に対し、入場・退場、バースへの呼び出し、作業開始・終了といったステータス更新をAPIで実施が可能なため、車両到着後の管理も現場の状況に合わせてシステムを連動して行える。
Hacobuでは今後も継続的な機能開発を行い、物流全体の最適化に貢献するとしている。