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ウィルポート、宅配業界のラストワンマイルをDX化する狭商圏共同配送ソリューション

ウィルポートは1月27日、荷主とドライバーの負担を増やすことなく高品質で確実に荷物を届けるための狭商圏共同配送ソリューション「Polaris Navi」の提供を開始すると発表した。

Polaris Navi」のサービス概要
Polaris Navi」のサービス概要

「Polaris Naviは、物流センターから出る荷物、クリーニングの個人宅からの集荷・配送、ネットスーパー商品、当日購入された商品の当日配送などの異なるルールの荷物を同一エリア内で共同配送できるシステム。また、多重下請け構造で、実配送しているドライバーの取り分が減る多重下請け構造をなくしてドライバーの収入の安定化を実現する。

同社では増え続ける荷物に対し配送ドライバーが足りていなくなる2024年の宅配業界問題に対し、急激な物流費の値上げや、数量規制などを除いて解決する方法は、物流現場のDX化で、短時間で効率よく配送することができる「狭商圏共配送」と考え、サービスを提供することにしたという。

今後は、全国の荷主や中小の配送会社が参加できる、オープン型ラストワンマイルプラットフォームを基盤としたビジネスソリューション開発を推進。来年度には、ドライバー向けサポートツールのさらなる高度化、ドライバーカルテや、荷主、配送会社の管理機能の強化に取り組む。また、再来年度以降は、EV(電気自動車)の転リースなど、社会が必要とする機能を順次リリースしていく予定としている。

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