NIPPON EXPRESSホールディングスとソフトバンクが設立した物流事業者向けアプリケーションサービス開発のMeeTruck(ミートラック)は2月20日、提供する求貨求車マッチングサービスで、成約案件の運賃の請求や支払い業務を取りまとめる「おまとめ請求」サービスを、オプションで3月1日から提供すると発表した。
「おまとめ請求」サービスは、サービス適用の取り引きで、MeeTruckが荷主(求車側)に成約運賃をまとめて請求する一方、運送会社(求貨側)には成約運賃を全額まとめて支払う。
サービスを適用するかしないかは、取り引きごとに選択が可能。運送会社への支払いサイトは、月末締め・翌月末払いとなる。また、MeeTruckは運送会社から3%の手数料を受け取る。
サービスを利用することで、荷主は、請求書の照合など、支払いに関する諸業務が簡素化できるほか、支払いの振込手数料などのコストが削減できるという。運送会社では、請求書の発行・送付や入金の管理など、請求の手間が省けることに加え、作業料金の未回収リスクが低減されるとしている。
MeeTruckが提供する求貨求車マッチングサービスでは、サービス上で成約した案件の請求や支払い業務が荷主側・運送会社側で発生。その上で「成約件数や取引先の増加に比例して事務量も増大し煩雑となる」という利用者の声が多く寄せられていた。
そこで、同社では、この課題解消のため、オプションで成約案件の運賃の請求や支払い業務を取りまとめるサービスを新たに開始し、ユーザーの業務負荷の軽減を図ることにしたという。
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