運送管理SaaSを手掛けるベンチャーのアセンドは4月20日、トラック運送事業向け業務管理クラウドサービス「LogiX(ロジックス)」に労務管理機能を追加したと発表した。
労務管理機能では、点呼記録やデジタコデータをロジックスに取り込むことで、配車画面上でドライバーごとの労務の実績を、労働基準法と改善基準告示の参照項目に合わせた形で把握できる。
機能を利用することで、注視すべき項目に合わせて日々労務データを加工し直すという手間や、従来は別帳簿で管理されている労務情報を幾度参照しながら配車を組むという業務の煩雑性を効率化につながる。同時に、適切な労務管理に則った業務計画の作成が行える。
同社ではドライバーの残業規制の導入で、日本全体でドライバーのリソースが不足が懸念される「2024年問題」まで、あと1年となったことなどを背景に新機能の提供することにした。今後も業務管理クラウドサービスで多角的な機能追加を予定しており、2024年問題に耐えうる経営体制の構築と、運送事業者のDX(デジタルトランスフォーメーション)実現を支援していくとしている。
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