株式会社マクニカは、車両及び貨物の位置追跡と状態監視が可能なクラウドサービス「Macnica Tracks(マクニカ トラックス)」を開発し、2024年10月下旬に販売開始予定であることを発表した。
「Macnica Tracks」は、コールドチェーン向けの温度管理、衝撃検知、紛失・盗難防止や運行管理などの機能を備えたクラウドサービスだ。
位置情報に加えて、温湿度・気圧・照度などのセンサデータや、貨物への衝撃や落下・開封などのイベント情報が、クラウドを通じてオリジナルのダッシュボードにて可視化することができる。
なお、「Macnica Tracks」は、マクニカの取り扱いメーカであるQualcommの携帯電話通信技術を使ったトラッカーデバイス(モニタリング端末:QTSシリーズ)と、マクニカ開発のクラウドサービス及びダッシュボードで構成されており、デバイスで取得したセンサデータはダッシュボードまたはAPI経由でデータ提供される。
モニタリング端末は、用途に応じて輸送/保管状態モニタリング・追跡端末「QTS110」及び位置情報モニタリング・追跡端末「QTS112」の2機種を選ぶことが可能だ。
マクニカは、2024年9月10日から13日に東京ビッグサイトで開催される国際物流総合展「Logis-Tech Tokyo 2024」に出展し、同サービスに関する代表的なユースケースをデモンストレーションやプレゼンテーションにて紹介するとのことだ。
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