AGC株式会社は、化学製品の物流課題解決と、在庫管理の省力化を実現する新たなサービスを、2025年後半から開始すると発表した。
同サービスは、デジタル技術を活用したISOコンテナで、コンテナ内容量を測定することが可能だ。センサを取り付けたISOコンテナを利用し、センサが取得したデータを独自のアルゴリズムによって解析することで、コンテナ内の残量をリアルタイムに把握する。
輸送に使用するISOコンテナは、トラックから切り離してそのまま貯槽として使用できるため、貯槽の用意が不要となる。加えて、荷卸し時間の削減にも寄与する。
これにより、製品の充填と荷卸し時にトラックドライバーが待機する必要がなくなり、最大90%の待機時間削減につながるとしている。
さらに、ISOコンテナに取り付けたセンサから取得した内容量データをもとに、適切な納入時期をAGCが提案するとのことだ。
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