花王株式会社は、同社の関東物流拠点に、ラピュタロボティクス株式会社の重量検品機能付き協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR(Autonomous Mobile Robot)」を今冬、65台導入予定であることを発表した。
花王株式会社の物流体制では、小売店への直接配送といった独自の取り組みが進められており、これまでにも最適化や自動化を目的としたさまざまな技術が導入されてきた。
出荷作業の効率化や品質向上が図られる中、労働力不足や将来的な物量増加への対応、そして持続可能な物流の実現に向けては、既存物流拠点におけるさらなる生産性向上が課題となっていた。
そこで今回、稼働中の業務を止めることなく導入が可能な協働型ピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」を導入した形だ。
「ラピュタPA-AMR」は、ピッキング作業において歩行距離を削減し、生産性を向上させるとともに、重量検品機能を活用して出荷前の検品工程にも対応している協働型ピッキングアシストロボットだ。
これにより、庫内業務全体の生産性向上と誤ピッキング防止などの運用改善に貢献する。
充電に関しては、自動充電ステーションの導入により、充電の手間を省き、複数台の「ラピュタPA-AMR」を効率的に稼働させることが可能とのことだ。
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