ケイヒン配送、ラピュタロボティクスのピッキングアシストロボットを導入し属人的運用脱却と生産性向上へ

ケイヒン配送株式会社は、同社の横浜商品センターに、ラピュタロボティクス株式会社のピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR 大容量モデル」を納入し、稼働を開始したと発表した。

ケイヒン配送では、出荷作業がベテラン作業スタッフの経験やノウハウに依存しており、スポットワーカーや新人作業スタッフの即戦力化が課題となっていた。

また、人手不足の深刻化により、現場オペレーションへの負荷が増大していた。

こうした課題を解消し、属人的なオペレーションからの脱却と社内オペレーションの標準化を進めるため、今回人のピッキングをアシストする「ラピュタPA-AMR 大容量モデル」を導入した形だ。

「ラピュタPA-AMR 大容量モデル」は、最大75Lサイズのオリコンや段ボールを積載することができるモデルだ。ピッキング容器に合わせてロボットのサイズを変更することができる。

今回ケイヒン配送は「ラピュタPA-AMR大容量モデル」に30Lオリコンを4つ搭載し、オリコンごとに1オーダー分をピッキング可能にした。

従来の60Lオリコンに複数オーダーをまとめる方式と比べ、4間口で同時に作業を進行でき、移動距離を削減する。

これにより、マルチオーダーピッキングと歩行数削減の組み合わせることができ、従来比で2倍以上の生産性向上と、新人やスポットワーカーでも即戦力として活躍できる環境を整えるとしている。

今後は、定例会を通じた稼働データや作業者別の生産性分析、環境・設定値の調整などを含むPDCAサイクルを継続的に実施するとしている。

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