株式会社Zenportは2026年6月4日、グローバルサプライチェーンにおける危機対応と迅速な意思決定を支援する「サプライチェーンAIエージェント」の提供を開始したと発表した。
同ソリューションは、企業内外に散在する多様なフォーマットのデータをAIで構造化・統合し、サプライチェーン全体を横断的に理解して解決策を提案するシステムだ。
従来の「人がデータを探して整理する」業務プロセスを、「AIエージェントが状況を理解し、必要な情報と判断を支援する」体験へと転換させる。
具体的には、ERPのデータだけでなく、Excel、PDF、メール、フォワーダーからの船積みスケジュールといった非構造データをAIが自動で読み取り、独自の「サプライチェーン・オントロジー」を用いて組織や国境を超えて統合する。
これにより、発注残や洋上在庫、輸送遅延といった状況がリアルタイムに可視化され、数十件に及ぶ複雑な案件も一元管理が可能となる。
さらに、AIの処理結果に対して専門スタッフによる検証プロセスを挟むことで、ヒューマンエラーを排除し100%の正確性を保証している。
Zenportは、本AIエージェントや独自の統合アーキテクチャ「ZenConnect」などのソリューション群を通じ、世界中のデータ・人・経済がシームレスにつながる持続可能な世界の実現を目指している。
同社は今後も、AIと人が協調する次世代のサプライチェーンモデルを提案し、予測困難な時代におけるグローバル企業の複雑な意思決定を強力に支援していく方針だ。

