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クオリカ等、ヘルメットマウント型ウェアラブルデバイス「iBowQube」で遠隔操作等の実証実験を開始

クオリカ等、ヘルメットマウント型ウェアラブルデバイス「iBowQube」で遠隔操作等の実証実験を開始

クオリカ株式会社は、日笠工業株式会社と三信電気株式会社の3社共同で、IoT技術を活用したヘルメットマウント型ウェアラブルデバイス「iBowQube(アイボウキューブ)」を使用して設備メンテナンスや清掃作業を行う実証実験を開始した。「iBowQube」は、ハンズフリーでビデオ通話により現場担当者と管理者のコミュニケーションを実現できるデバイスだという。

同実証実験では「iBowQube」を日笠工業の実際の作業現場で使用し、マイクやカメラを通して現場作業者と離れた場所にいる管理者の円滑なコミュニケーションを可能にする遠隔支援サービスと、現場作業者のバイタル情報や作業場所の環境情報を収集する安全管理サービスの評価検証を行う。

そして「iBowQube」をヘルメットを装着した作業者の作業時間や品質の結果と、装着しない作業者が実施した結果を確認し導入効果を検証していく。また、安全管理サービスで得た情報の活用方法についても検討している。

同実証実験を通じて「iBowQube」による遠隔支援サービスと安全管理サービスの有用性を高め、今後は三信電気が保有する各種センサーやIoTソリューションと連携し、日笠工業の作業現場でさらなる作業品質の向上と効率化を進めていく。また、突発作業への対応もスムーズにできるよう、電子マニュアルなどをそのまま目の前のスクリーンに表示できる独自の透過型スクリーンを開発中だという。

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