楽天グループ株式会社は、同社が運営するNFTマーケットプレイス及び販売プラットフォーム「Rakuten NFT」において、新機能「NFTチケット」の提供を開始する。これは、チケットの2次流通が可能になる機能である。
「Rakuten NFT」は、スポーツやエンターテインメントなど様々なジャンルのNFTを購入し、個人間で売買することができるマーケットプレイスのほか、NFTの発行や販売サイトを構築することができるプラットフォームだ。
楽天IDに紐づくクレジットカードや暗号資産「イーサ」(ETH)を使用し、「楽天ポイント」を貯めたり、使ったりすることが可能だ。また、購入したNFTは「Rakuten NFT」のマイページにコレクションし、マーケットプレイスに出品し、販売することもできる。
今回新たに実装された「NFTチケット」は、ブロックチェーン技術を活用したデジタルチケットで、チケットの2次流通が可能になる。技術的に不正転売を防止し、取引履歴を記録するため、通常の2次流通よりも安心に取引ができる。また、2次流通が行われた際には、主催者及び関係者にロイヤリティーが還元される仕様だ。
第1弾の取り組みとして、2024年7月15日に大和アリーナで開催されるボクシングイベント「PRIZE FIGHTER」の準々決勝の一部のチケットが、この「NFTチケット」で販売される予定だ。(トップ画)
VVIP50席を「NFTチケット」として「Rakuten NFT」で販売し、座席は購入時に指定できる。また、「NFTチケット」は同イベント開催前日までマーケットプレイスに出品し、2次販売することも可能だ。このチケットは、リング上での写真撮影権と選手直筆サイン入りのイベントオリジナルTシャツとのセットで販売される。
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