株式会社CricketFarm(以下、クリケットファーム)は、同社のコオロギ養殖工場にて、IoTによるスマート養殖システムを構築したことを発表した。
今回構築されたスマート養殖システムでは、餌やり、水やり、温湿度の管理を実施。各飼育ケースにはIoTデバイスが設置され、餌や水を定期的に供給し、その供給量の調整も専用のウェブアプリからスマートフォンにて行うことが可能だ。
また、温湿度センサーにて工場内の状態を管理し、コオロギが生育しやすい環境を作る。
さらに、飼育ケースにはそれぞれ個別のQRコードを配置。スマートフォンにて専用のウェブアプリからそのQRコードを読み取ることで、そのケースの飼育開始日や経過日数、個体のサイズ、与えた飼料といった飼育情報を確認できるほか、飼育ログのレポートの送信もできるようになっている。

