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データセクション、ドローン×AIによる自動交通量調査サービスの提供を開始

データセクション、ドローン×AIによる自動交通量調査サービスの提供を開始

データセクション株式会社は、ドローンによって撮影された車や人の動画像をAI技術で分析し、自動で交通量を計測するサービス「ドローントラフィックモニター」の提供を開始する。

行政における街づくりなどにおいて交通量調査の実施は必須要件だ。しかしながら、長時間調査員が張り付かなければならないことや、調査ポイントの数だけ人を配置しなければならないことなどから実施コストがかさみ、必要な調査を行いきれないことが課題となっている。

「ドローントラフィックモニター」は、こうした交通量調査のコストに関する課題を、ドローンによる高所からの空撮とAIによる動画像の自動解析によって解決。ニーズに合わせて即時の交通量調査を行うことを可能とた。

大手自動車会社と共同研究で取り組んできた、自動運転におけるドライブレコーダー動画像での人・車の検知技術や、既に提供を開始している太陽光発電施設点検パッケージ「SOLAR CHECK(ソーラーチェック)」などで培った空撮動画像解析技術を生かしている。

「ドローントラフィックモニター」の特徴は以下の通りだ。

  1. ドローン利用によりコストを抑えた交通量調査を実現
  2. 高所からの撮影によってオクルージョン(解析対象物の重なり)の問題がなく、精度の高いカウントが可能
  3. ドローン一機で撮影できる範囲において、複数個所の観測を同時に行うことが可能
  4. 全自動解析による、短納期での納品が可能
  5. ヒューマンエラーの排除

なお、ドローンだけではなく、固定カメラでの撮影動画像をAI技術にて解析も可能だ。

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