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TISとFRONTEO、人工知能「KIBIT」活用したソリューションの展開・提供で協業

TISインテックグループのTIS株式会社と、株式会社FRONTEOは、パートナー契約を締結し、FRONTEOが独自開発した人工知能エンジン「KIBIT(キビット)」を活用したソリューションの展開、提供を共同で推進していくことを発表した。

「KIBIT」は、少量の学習データから見つけたいデータを抽出するテキスト解析に強みを持つ人工知能エンジン。両社では、協業の第一弾として「製薬業界向けのソリューション」および「特許調査支援のソリューション」の提供を共同で行う。

テキストに特化した人工知能の研究、開発を行うFRONTEOの人工知能エンジン「KIBIT」は、国際訴訟における証拠の発見という業務において培われた大量のテキストデータから抽出される弁護士の経験や勘に基づく知識である「暗黙知」をベースとして、データ分析の現場を通して集積・体系化されたノウハウが実装されており、わずかな教師データからそれを選んだ人間の機微や経験、判断に基づく暗黙知を学習することができる。

TISでは、2017年にAIサービス事業部を立ち上げ、特に自然言語の分野においては意図推定、対話、音声認識といった独自の技術を活用したサービスの開発を進めて来た。そうした中で、FRONTEOの提供する「KIBIT」のテキスト解析などを高く評価し、今回のパートナー契約の締結に至った。

両社は、協業の第一弾として以下のようなソリューションを展開していく。

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