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ヴイエムウェア、AI・IoTを活用した自動化サービスの利用に日本人は前向き・寛容と発表

ヴイエムウェア、AI・IoTを活用した自動化サービスの利用に日本人は前向き・寛容と発表

ヴイエムウェア株式会社は、AI・IoTを活用した自動化サービスに関するアンケートを行い、その結果を発表した。

この調査は、生活の中でAI・IoTによる自動化サービスの利用が期待される「小売」「金融サービス」「医療・福祉」「自動車」の各分野について、日本国内の経営者・役員 約500人を対象に2018年6月27日~6月29日にインターネット調査により実施された。

調査の結果、回答者が興味を持っている自動化サービスは「医療・福祉」がトップで、「自動車」「金融サービス」「小売」の順となった。また、英国とドイツで行われた同様の調査と比較して、日本人はAI・IoTを活用した自動運転、医療サービスや金融サービスなどの利用に前向き・寛容であることが分かったという。

今回の調査結果に関して、VMware EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ地域) IoT担当リード ビジネス デベロップメント マネージャであるマティアス・スコーラー(Matthias Schorer)氏は次のように考察している。

「今回の調査では、日本人がイノベーションを進んで受け入れる受容性を備えている一方で、特定の業界では自動化サービスの活用や導入が英国やドイツと比べて進んでいないことも明らかになりました。また、自動車業界に関して、日本では自動運転の実現に対して非常に積極的な姿勢が見られました。これは、日本での長年にわたる自動車業界への信頼感により、将来のイノベーションを受け入れる環境が醸成されたことの証左であると考えます。小売業界では、英国やドイツに比べて日本でのチャットボットの利用が低調で、これは日本語の複雑性が言語処理能力や日本語のチャットボットのコミュニケーションスキルの向上の障壁となっていると考えています。しかしながら、この言語による障壁は、AI技術の目覚ましい進歩によって将来的には解決されるものと考えます。」

また、マティアス氏は「日本は少子高齢化社会を迎える世界最初の国の一つになると予測されています。日本はイノベーションやテクノロジを進んで受け入れる文化を有しているため、最先端のテクノロジを積極的に活用することで、世界中の国々にもこれから訪れる高齢化社会に関して、日本がリーダー、そして模範となれる可能性があります」と考察している。

【関連リンク】
ヴイエムウェア(VMware)

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