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クーガー、AI学習のための3DCGシミュレーター「Dimension」提供開始

クーガー、AI学習のための3DCGシミュレーター「Dimension」提供開始

クーガー株式会社は、機械学習AIが街中や商業施設など人間が行動する場所でトレーニングできる3DCG(※1)シミュレーター「Dimension(ディメンション)」の提供を開始した。

現在のAIのトレーニングの多くは、建物や道路など非常に基本的な条件下のシミュレーションや、人間の行動が反映されない状態で行われているという。実用を想定すると、人間が行動する空間のパターンは膨大であり、AI学習としてそれらを網羅することが重要となるが、全てを現実空間で再現することは不可能だ。

「Dimension」を使うことで、人が行動するあらゆる空間を再現し、AIに学習させることができるという。例えば渋谷のような街中で、前方から50人、右から10人、左から20人、後方から30人の人間が衝突を自動で回避しつつ歩いている状況を作りたいと思えば、簡単に再現できる。

「Dimension」は、既存シミュレーターと違い、道路や建物等の固定されたアセットだけではなく、空間を行動する人間のモデルが組み込まれている。LIDAR(ライダー)(※2)によるセンシングデータも生成可能で、3DCGをセンシングしたものと現実をセンシングしたものとで差がなく、学習させることができるという。

基本機能は以下の通り。

同技術はすでに株式会社本田技術研究所が導入し、研究に活用している。

※1 3DCG:3次元コンピュータグラフィックスのこと
※2 LIDAR:対象物にレーザ光を照射し、その反射光を測定することでターゲットまでの距離を測定するセンシング方式のこと

【関連リンク】
クーガー(Couger)

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