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シーエスコミュニケーション、様々な現場のAI実装を加速する「エッジネットワーク」事業を本格始動

日本は人口減少による人手不足問題で、AI導入が急務となっている。しかし、AIは高いコスト、AI人材の不足、データ処理の時間的負荷の問題で、限られた企業や組織しか導入されていないのが現状である。

株式会社シーエスコミュニケーションは、百貨店などの商業施設から農林畜産業などの一次産業、医療業まで様々な現場の「AI実装」を実現する「エッジネットワーク」事業を本格始動し、サイトに公開した。

同事業は、データ処理をクラウド上でするのではなく、データを取得したカメラなどの端末で行い、加工したデータのみをクラウドに送信する「エッジコンピューティング」技術を採用しており、高速かつ低コストでデータ処理ができるため、AI導入の課題解決に貢献する。

シーエスコミュニケーション、様々な現場のAI実装を加速する「エッジネットワーク」事業を本格始動
既存のクラウドコンピューティングとエッジコンピューティングの違い
同事業によって、例えば年間十数万円で、百貨店に既に設置されている防犯カメラを動画/画像のAI分析ができるように実装することや、年間数十万円で、1〜2名で運営している小さな店舗で無人レジを導入・設置する「エッジIRリーダー」サービスなどが可能となる。
エッジIRリーダーの仕組み
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