パナソニック ホールディングス(HD)4月17日は、パナソニック コネクトが活用するAI(人工知能)アシスタントサービス「ConnectGPT」をベースに全社版の環境を構築し、「PX-GPT」として、パナソニックグループの約9万人の国内全社員が4月14日から利用を開始したと発表した。
パナソニック コネクトでは、2月17日のサービス開始以来、多くの社員が「ConnectGPT」を業務で活用。一方、同社以外のパナソニックグループの社員からも、AIアシスタントサービスに対し、業務活用での可能性についての評価・検証、業務効率化でのAI活用の要望があがっていた。
そこで、パナソニックHDでは、最先端のAIテクノロジー導入と業務への適用をグループ全体へ波及することで、より多くのサービスやソリューションの創出を目的に、パナソニックグループ版のAIアシスタントサービス「PX-GPT」を構築し、国内全社員を対象に提供することを決めた。
パナソニックグループでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みを「Panasonic Transformation(PX)」として、ITシステム面の変革にとどまらない経営基盤強化の重要戦略と位置づけ、「IT変革」「オペレーティング・モデル変革」「カルチャー(企業文化)変革」を全社的に推進している。今回の取り組みは、その活動の一環となる。
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