株式会社オルツは、AI自動議事録ツール「AI GIJIROKU」に、新たにフォルダ分類機能を追加した。加えて「パーソナルエージェント」(※)を搭載し、複数の会議の内容を対象に、横断的にサマリーを自動生成する機能も発表した。
AI GIJIROKUは、AIの学習機能によって、利用する度に文字起こしの精度が向上する自動議事録ツールである。主要35か国語以上のリアルタイム同時翻訳に対応し、金融、医療、製薬、化学、建設などの業界・業種に特化した、音声認識精度99.8%の最先端モデルを提供している。利用者のSNSやメール、辞書データから自動学習した文章のパーソナライズ、ユーザーの声紋判断による話者特定のパーソナライズが可能だ。
今回新たに追加されたフォルダ分類機能によって、ユーザーは複数の議事録をそれぞれのチームや会議ごとにフォルダ分けし、整理することが可能となった。また、複数の会議の内容を対象に「AIアシスタント機能」を横断的に活用できるようになった。
フォルダ機能とAIアシスタント機能を活用することで、過去に実施した会議の議事録を横断的に読み込み、複数の会議内容から要約した「サマリー」「最新の決定事項」「ToDoリスト」をAI(パーソナルエージェント)が自動で抽出することが可能になる。また、解決済みの事項については、AIが自動で消し込みを行うことができるため、ユーザーは会議の情報把握と進行管理を総合的に行うことができ、従来以上のビジネスプロセスの効率化に貢献する。
※ パーソナルエージェント:人間の代行として処理を実行するソフトウェアである「エージェント」をよりパーソナライズ(個人に合わせてカスタマイズ)した機能。
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