rinna株式会社は、カスタマイズ可能なLLM(Large Language Model:大規模言語モデル)を利用できるソリューション「Tamashiru Custom(タマシルカスタム)」の提供開始を発表した。
「Tamashiru Custom」は、rinnaが研究開発したAIモデルと、利用者のデータを組み合わせたLLMを提供するソリューションだ。
ビジネスドメイン毎に求められる要件に基づき、LLMのカスタマイズを提供する。また、提案から導入、運用において、rinnaの専門技術者・研究者が支援する。
利用者専用にカスタマイズした「Tamshiru Custom」のLLMは、要望に合わせて追加学習するため、チャット形式など、ビジネス用途に合わせた回答を得ることができる。
例えば、製造業や小売、エンタメ、金融や自治体、教育など、さまざまな業界におけるマーケティングやカスタマーサポート、営業といった、特定分野の目的に絞ったユースケースに必要なLLMの研究と開発を支援する
さらに、構築例として、rinnaのキャラクター性を反映した社内データ学習済のフルカスタマイズLLMの利用が挙げられている。
今後は、LLMのニーズの変化に合わせて随時提供内容をアップデートするとともに、「Tamashiru Custom」を共同で提供する企業とのパートナーシップも検討中なのだという。
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