株式会社ACESは、大規模モデルを用いた行動検知技術を開発し、特許出願を行ったことを発表した。
この技術は、ルールベースでの定義づけが難しい「ふらつき」「つまづき」などの行動に関連するテキスト(プロンプト)を入力することで、従来は検出困難だった行動の検出を可能にする技術だ。
大規模動画分類モデルが獲得している言語と動画の概念的な対応関係を活用することで、一般的な深層学習モデルで行動を認識する場合よりも、少数のデータでの学習で行動を認識でき、動作のばらつきにも対応できるようになった。
現在、電源開発株式会社と共に、画像処理AI技術を用いた「次世代の安全管理システム」構築に向けた取り組みの一貫として、この技術に関する検証を実施している。
技術検証の結果、ルールベースでは検出が難しかった行動も、誤検出することなく検出可能になったのだという。
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