株式会社エクサウィザーズは、子会社の株式会社Exa Enterprise AIが提供するChatGPTを活用したIR業務効率化支援サービス「exaBase IRアシスタント powered by ChatGPT API(以下、exaBase IRアシスタント)」のβ版サービスを2023年5月に発表して以来、同サービスの販売および更なる開発強化に向け、様々な企業との業務提携を進めてきた。
このほど、exaBase IRアシスタントの製品版の提供を開始した。
exaBase IRアシスタントは、各種IR文書をデータソースとして、株主総会や決算説明会において想定される質問とそれらに対応する回答案を企業固有の情報を含む形でAIが自動生成する、ChatGPTを活用したIR業務効率化支援サービスである。開示・未開示情報の両方を収容することを想定した強固なセキュリティを確保しながらIR担当者の手元資料作成プロセスを変革し、既存業務の効率化を通じてより付加価値の高い高品質な情報開示へと注力できる体制につなげる。
今回のアップデートにより、「株主総会」「第◯四半期決算開示」などで業務単位での利用データソース・生成データの個別管理を可能にした。
また、質問・回答生成回数の上限引き上げを実施し、月間300問の生成を可能にした。加えて、生成した質問・回答をCSV形式(Excelで読み込み可能)でダウンロードできるようになったほか、生成した質問に内容に応じて自動でタグ・カテゴリが付与される機能を実装した。
さらに、PDFファイルに加え、Wordファイル(.docx形式)の読み込みに対応した。回答生成機能も拡充し、一問ずつの生成に加え、指定質問への一括回答生成を可能にしたほか、過去に質問・回答を作成した履歴・ファイルの閲覧も可能となった。
今後、シングルサインオン(SSO)認証や生成質問・回答の自動英訳機能、ダッシュボード機能、AI検索エンジン「exaBase FAQ」との連携機能などを実装予定としている。
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