ソフトバンク株式会社は、生成AI開発向けの計算基盤の稼働を開始したことを発表した。
この計算基盤は、NVIDIA Tensor コア GPUを2,000基以上搭載したAIスーパーコンピュータ NVIDIA DGX SuperPOD、NVIDIA ネットワーキング、NVIDIA AI Enterpriseソフトウェアで構成された大規模クラスターだ。(トップ画は、DGXシステムで構成されたNVIDIA DGX SuperPODをベースとした生成AI計算基盤の設備)
また、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社の協力の下、設備導入および構築を進め、稼働を開始した。
この計算基盤は、まずソフトバンクと、ソフトバンクの子会社であるSB Intuitions株式会社で段階的に利用しながら、2023年度中に全ての投資と構築を完了させて、早期に大学や研究機関、企業などに提供する予定だ。
加えて、計算基盤の稼働開始に伴い、SB Intuitionsは事前検証を完了させて、日本語に特化した国産大規模言語モデル(以下、LLM)の開発を本格的に開始した。今後、2024年内に3,500億パラメーターの国産LLMの構築を目指すとしている。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。