i-PRO株式会社とアステリア株式会社は、アステリアが提供するノード(※)統合プラットフォーム「Gravio」に、i-PROのAIネットワークカメラとの連携機能が実装されたことを発表した。
Gravioは、様々な現場に設置されたデバイスやセンサーなどで捉えられた情報や、ファイルやデータベースなど、各ノードにおける多様なデータをクラウド上に集約し、情報の一元管理や活用を可能とするノード・コンピューティング基盤である。プログラミングが不要(ノーコード)で直感的なグラフィカル操作で各種設定が簡単に行えるので、様々なデバイスやセンサーを組み合わせて企業の課題を解決する現場DXの実現に貢献する。
今回の連携により、SaaSベンダーへの個別開発依頼のコストをかけることなく、カメラのAIプロセッサーが内部で処理した検知情報を、Gravioで集約した多様なデータと統合して管理することが可能となる。映像を活用することで、AIカメラによる飲食店や病院における混雑状況の検知とサイネージ表示への連携が可能となるほか、AIカメラによる来店車両のナンバー検知と顧客管理システムとの連携による顧客対応品質の向上や、AIカメラによる来店人数のデータと各店舗のPOSシステムデータを組み合わせた相関関係の可視化を実現する。
※ ノード:節、交点、中心点などの意味。ITにおいては網状構造の個々の要素を指し、通信の主体となる個々の機器。
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