株式会社アイシンは、大日本印刷株式会社(以下、DNP)の「DNP感情表現フォントシステム」をアイシンのリアルタイム音声認識システム「YYSystem」と組み合わせ、文字起こしする技術連携による、感情や雰囲気を可視化できる新たなサービスの創出を目指すと発表した。
「YYSystem」は、AIを活用し、聴覚障がい者や高齢者などを支援する音声認識システムだ。(トップ画)
アイシンは他にも、会話をリアルタイムで文字化する音声認識アプリ「YYProbe」をはじめ、会話中の笑い声を認識して表示する機能の開発や、言葉や音楽をイラストに表現し雰囲気を伝える「YY雰囲気カメラ」などをリリースしており、話者の感情や会話の雰囲気を伝えることに注目した開発を進めている。
一方、DNPの「DNP感情表現フォントシステム」は、テキストデータの内容を自動解析し、表現された感情や話題に合わせて自動的にフォントを切り替えることができるシステムだ。これにより、感情を可視化するだけでなく、伝えたい言葉を目立たせることができる。
今回、「YYSystem」の文字起こしを「DNP感情表現フォントシステム」と組み合わせることで新たな音声認識システムを開発し、今後、2024年度早期の社会実装に向けて協力を進めていく予定だ。
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