三谷産業株式会社は、同社の情報システム事業セグメントにおいて、SFA(営業支援システム)やCRM(顧客関係管理)といった業務システムや空間内に設置されたセンサなどから得られた情報・状況について、AIによる発信を通じて認知・把握できるプラットフォーム「Artificial Business Intelligence」(以下、ABI)を開発したと発表した。
「ABI」は、空間で得られるあらゆる情報や経営状況や、人の動作・表情などを意味変換(データに意味を持たせること)し、その空間においてよく挙がってきそうな興味関心ライブラリ(テーマ)をLLMに連携させ、適切なプロンプト(キャラクターやキーワード)を設定することで、自然言語で情報発信するプラットフォームだ。
活用例としては、工場設備の異常を検知し、注意を促すといったことや、AIが社員応援することでエンゲージメントを向上させるといったものが挙げられている。
また、三谷産業グループ内で「ABI」の活用アイデアを考案しており、今後、顧客向けに開発し、提供する予定とのことだ。
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