株式会社電通と株式会社電通デジタルは、電通のコピーライターの思考プロセスをAIに学習させ、広告コピーを生成する「AICO2(アイコ ツー/AI Copy Writer 2)」を利用して、音声広告の制作を行える「AICO AUDIO AD PROJECT(アイコ オーディオ アド プロジェクト)」を立ち上げ、顧客企業向けのサービスを開始した。
「AICO2」は、企業が訴求するメッセージの開発から、音声広告の原稿案の生成、BGMや効果音の活用、編集までの作業を実行するサービスだ。
今回発表された「AICO AUDIO AD PROJECT」では、「AICO2」が生成する多くのキャッチコピーをもとに、15秒~60秒程度の音声広告原稿を生成する。その原稿をもとに、音声AIソフトなどを活用し、最短約1時間で音声広告素材を制作するワークフローを構築している。
これにより、企業は作業時間・コストの削減に加え、性別、年代、居住地、番組の聴取履歴や興味・関心など、オーディエンス特性に最適化した音声広告素材を多種類用意でき、広告効果の向上にもつながることが期待されている。
さらに、高品質な音声広告を追求する場合には、スタジオ録音や出演者の起用といった従来の制作ワークフローの併用も可能だ。
電通は今後も「AICO AUDIO AD PROJECT」を通じて、顧客企業のビジネス成長と音声広告市場のさらなる拡大に貢献するとしている。
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