Polimill株式会社は、同社が提供する自治体や省庁向けの生成AIツール「コモンズAI」に、新たな機能として、会話するAIの切り替え機能をプロダクト版に実装することを発表した。
この機能により、ユーザは1つの専門生成AIとの対話を他の専門生成AIに引き継求ことができる。
例えば、住民からの問い合わせ対応を行う公共サービスサポートAIから、より専門的な知識を持つ、例えば社会的孤立対策AIや貧困・生活困窮対策AI、あるいは税務に関するAIへと会話を移行させることで、ユーザは1つのインターフェース内で複数の専門生成AIを活用し、業務を遂行できるようになる。
なお、公共サービスサポートAIには、省庁や全国の自治体のあらゆる行政文書など、社会的孤立対策AIや貧困・生活困窮対策AIにはそれぞれの専門領域の学術論文や白書、報告書などの情報を、生成AI用に標準化されたデータルールに基づきナレッジとして実装しているとのことだ。
今後この機能は、プロダクト版を自治体や省庁向けに2024年10月25日よりリリース予定で、各自治体で最大100アカウントまで無料で使用量無制限で提供する予定だ。
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