シンクロ・フード、全社横断のAI活用で年間9,560時間の業務削減を見込み生産性向上と価値創造へ

株式会社シンクロ・フードは、全社横断で推進しているAI活用プロジェクトにおいて、2025年6月末時点で年間9,560時間の業務削減効果を見込む成果を得たと発表した。

シンクロ・フードは、飲食店の出店・開業・運営を支援する「飲食店ドットコム」を運営する企業だ。

AI活用プロジェクトでは、各部門から担当をアサインし、足元の工数削減を目的に業務をAIに置き換えることで、全従業員と全業務の工数計測と見える化による構造的ボトルネックの特定を実施する。

また、社内向けAI活用の基盤構築および従業員育成として、プロンプト共有システムの開発と、安全に利用するためのルールや制度を整備し、非エンジニア社員にプロンプト・エンジニアリングの研修を実施した。

さらに、関東の一部において営業とライター間の制作依頼における半自動化テストを完了させた。これにより、検証対象組織において年間900時間の削減を見込んでいるのだという。

同社の事業企画スタッフからは、「細かな作業をAIで効率化させることで、本来注力すべき営業や企画に集中できるようになった。また、効率化だけでなく、AIを新しい挑戦にも活かせるようになった。まだ試行錯誤の部分も多いが、少しずつ広がりを感じている。」との声が上がっている。

今後シンクロ・フードは、2025年3月期に全社で業務時間を10%削減、3年後には30%削減を目指すとしている。

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