キンドリルジャパン株式会社は、専用AIプライベートクラウド上で提供する「キンドリル エージェンティックAIフレームワーク」を活用した検証サービスを、国内で提供すると発表した。
このフレームワークは、環境を認識し、自ら目的を理解して最適な行動を選択・実行、人間の監督のもとで継続的に学習・改善する「自律型AIエージェント」を、安全かつ効率的に運用するための仕組みだ。
具体的には、自律的に学習・判断・行動するAIエージェント群を複数組み合わせて運用することが可能で、オンプレミス、クラウド、ハイブリッドなど、あらゆるIT環境に対応している。
また、セキュアなAIエージェントが情報を収集・整理し、複雑なデータを明確で実行可能なインサイトへ変換する。
セキュリティに関しては、設計段階からゼロトラスト、プライバシー・バイ・デザイン、暗号化などのセキュリティ・プライバシー要件を標準装備している。
なお、AIエージェントの行動は常に「追跡可能・解釈可能」な状態で、AIがどのような情報を活用し、どのような判断を下したのかが記録されるため、万が一問題が起きた際にも原因を突き止め、改善に繋げることが可能だ。
加えてキンドリルジャパンは、日本でユースケースの探索から検証までを支援するコンサルティングサービス「AI活用のためのKyndryl Vital」を提供する。
これは、Kyndrylコンサルタントの専門チームが顧客企業と連携しながら、顧客ごとのビジネス要件に合わせて、フレームワークの評価、設計、検証、導入計画を行うものだ。
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