SALES GO、MCPサーバ連携によるAI活用を実現する営業支援サービス3種を発表

従来のSFA(Sales Force Automation:営業支援システム)は、営業担当者が自ら入力・管理を行う「人が使うツール」として運用されてきた。そのため、UIや入力のしやすさなどの操作性が主な価値とされていた。

一方、AIエージェントが実務を担う場合においては、SFAはAIが学習・推論に利用するデータベースの土台としての役割へと変化している。

こうした中、株式会社セールス・ゴーは、2025年8月にベータ版を発表していたインテリジェントSFA「GoCoo!(ゴクウ)」の正式リリースを発表した。

「GoCoo!」は、AIがSFAに蓄積された営業データを読み解き、自社の成功パターンを自動で学習することで、営業戦略の提案を行うするサービスだ。

今回の正式版では、MCPサーバ接続によるAI連動機能を実装し、営業データをリアルタイムに解析・活用できる仕組みを提供する。

また、従来は人手で行っていたデータ入力、レポート作成、問い合わせ対応などをAIが自動化する。

さらに、AIが過去の成功事例を学習し、案件ごとに最適な営業戦略を提示する。

なお、同社は2025年内にAI議事録ツール「VeZeeta(ベジータ)」の提供も予定しており、商談や会議の内容をリアルタイムで録音・文字起こし・要約した内容を、「GoCoo!」や「Salesforce」、「HubSpot」などのCRM/SFAに自動登録できるようになる。

加えて、2026年春にはAI営業エージェント「GoZeeta(ゴジータ)」を提供予定で、「GoZeeta」がSFA内のデータを理解し、音声でアドバイスや代行操作を行うようになるのだという。

各サービスの連携図

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