モビルス、AIボイスボットと「ZENRIN Maps API」をし通話音声の住所認識精度を向上

モビルス株式会社は、同社が提供するAIボイスボット「MOBI VOICE(モビボイス)」と、株式会社ゼンリンデータコムが提供する「ZENRIN Maps API」の連携を開始し、新機能「ゼンリン住所データベース連携オプション」の提供を開始した。

「MOBI VOICE」は、AIや音声認識・音声合成エンジンを活用し、電話での問い合わせに常時自動で応答するAIボイスボットシステムだ。

一方「ZENRIN Maps API」は、地図コンテンツや位置情報機能をWebサイトやアプリに実装するための開発ツールだ。

今回、両製品が連携することで、ボイスボットはゼンリンが保有する日本全国の住所情報と、地域ごとの正しい地名の読み方に関するデータベースへ直接参照できるようになった。

原則として、利用者との通話音声から得られた郵便番号や番地の数字情報のみで、マンション名を含む住所をゼンリン住所データベースから特定できる。また、日本の難読地名や地域特有の読み方にも対応し、利用者へ復唱・確認することで音声認識の不一致を防ぐ。

その結果、ボイスボットでの電話応対において、高い精度で住所情報を認識・特定できるようになる。

なお、同機能は、ボイスボット「MOBI VOICE」のオプション機能であり「ゼンリン住所データベース連携オプション」の利用には、「MOBI VOICE」のビジネスプラン以上と有償の生成AIオプション契約が必要とのことだ。

モビルスは、今後も生成AIなどの先進技術活用や外部サービスとの連携を強化し、コンタクトセンターのさらなる効率化とCXの向上に貢献していくとしている。

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