株式会社マクニカは、自社開発のオリジナル製品「AIカメラシステム」の販売を開始することを発表した。
同製品は、AIカメラがガス・重油メータの情報を自動読取し、マクニカが取り扱っているエネルギー管理システム「Kisense」と連携することで、データの可視化から解析までを行うものだ。
既存のガス・重油メータにAIカメラを設置することで、画像解析技術によりメータ値を自動で読み取る。
取得したデータは「Kisense」に自動連携され、エネルギー効率化のための解析データとして活用することが可能になる。
なお、現在は回転式メータに対応しているが、今後は7セグメント表示のメーターへも対応する予定だ。
これにより、工場や製造現場などの施設管理において、従来人手で行っていたガス・重油メータの検針業務を効率化する。加えて、解析データを活用することでのエネルギーのムダの発見・改善を支援する。
今後は、「AIカメラシステム」で対応可能なメータの種類をさらに拡大し、異常検知やCO2排出量の最適化など、企業のエネルギーマネジメント全体をより高度に支援するプラットフォームを目指すとしている。
無料メルマガ会員に登録しませんか?
膨大な記事を効率よくチェック!
IoTに関する様々な情報を取材し、皆様にお届けいたします。

