IFSは、同社が提供する統合型クラウドエンタープライズソフトウェアプラットフォーム「IFS Cloud」の最新リリースである「IFS Cloud 25R2」の提供を、2025年11月27日より開始した。
「IFS Cloud 25R2」には、新たにエージェント型AI機能「IFS Loops デジタルワーカー」が導入されたことにより、システム間で考え、判断し、行動する。
具体的には、保全手順やサプライチェーン制約など、産業現場固有の知識を組み込み理解した上で、規定範囲内で自律的に実行し、例外発生時には人間の介入を促す。
また、常時システム横断で複雑なワークフローを実行し、重要業務や規制産業においてもトレーサビリティとガバナンスを確保する。
初期提供されるデジタルワーカーは5種類で、受注処理や仕入先発注、在庫管理や情報分析などを支援する。
また、「IFS Cloud 25R2」は、あらゆる業務プロセスに業務適用型産業用AI(Applied Industrial AI)を組み込み、「デジタルワーカー」と「埋め込み型インテリジェンス」をIFS CloudのERP(基幹業務システム)、EAM(企業資産管理)、FSM(フィールドサービス管理)などのソリューション全体に拡張する。
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