JAPAN AI株式会社は、架電業務を自動化するAIオペレータ「JAPAN AI CALL」の提供を開始した。
「JAPAN AI CALL」は、架電業務を自律的に実行するAIオペレータだ。あらかじめ設定されたシナリオに沿って架電を行い、自動的に相手との会話を実行する。
相手が留守番電話の場合は、「メッセージを残す」「残さずに終話する」など、キャンペーンの目的に合わせて設定することが可能だ。
加えて、「応答なし」だった相手に、設定した間隔を空けて自動で再度電話をかけるほか、相手が架電した電話番号に折り返しをした場合、指定の電話番号に転送することができる。
また、通話の直後に、SMSで確認メッセージやWebサイトのURLを自動送信することができ、支払いや予約の完了率を高める。
今後は、インバウンド機能の開発を進め、受電業務の自動化も行う予定だ。
また、蓄積された会話内容をデータベース化し、事務作業や予約管理等の自動化、顧客分析機能の提供も計画している。
さらに、既存の顧客管理システムや予約システムとの連携を強化し、電話業務を起点とした業務全体の自動化を目指すとしている。