株式会社ブレイブスタジオは、ソースコードを直接解析し、システム構成図やAPI仕様書などのドキュメントを自動生成する生成AIを活用したシステム引き継ぎ支援サービス「handoffAI」の提供を開始したと発表した。
「handoffAI」は、GitHubなどのリポジトリからソースコードを直接読み込み、システムの構造や依存関係、ビジネスロジックをAIが解析するシステムだ。
基本設計書やAPI仕様書、データベース設計書などを自動で生成することで、仕様把握やドキュメント作成に伴う工数負担を軽減する。
自然言語での質問に対し、該当するソースコードを根拠としてAIが回答を提示する「仕様問い合わせ(AI Q&A)」機能を備えているのが特徴だ。
また、「組織全体での知識継承」を前提に設計されており、Q&Aの履歴や生成されたドキュメントをナレッジとして蓄積することで、担当者個人の暗黙知を組織の形式知へと転換し、業務の属人化解消を支援する。
加えて、OWASPの基準に基づきSQLインジェクションやXSSといった潜在的なセキュリティリスクを検出する診断機能や、可読性の低いコードに対して改善案を提示するコードレビュー機能も備えている。
さらに、企業の機密情報を安全に扱うため、閉域環境でのデータ処理や、入力データをAIの学習に利用しない設計、データの暗号化といった厳格なセキュリティ対策が講じられているとのことだ。
想定される利用シーンとしては、「日々のシステムおよび運用の引き継ぎ」をはじめ、「社内異動に伴う担当変更時の引き継ぎ」「ドキュメントが消失したレガシーシステムの解析および再活用」「開発パートナー変更時の迅速なキャッチアップ」「内部監査やセキュリティチェックの効率化」が挙げられている。

