株式会社Riburaは2026年4月7日、産業廃棄物業界に特化したAI配車支援システム「配車くん」の提供を開始したと発表した。
新たに提供される「配車くん」では、熟練者の頭の中にある複雑な配車ルールをデータ化し、誰が操作しても同じ品質の配車計画を自動生成できる仕組みを提供する。
「配車くん」の大きな特徴は、汎用的な配車ツールでは対応が難しい、産業廃棄物業界特有な条件を踏まえて最適化を実行する点にある。
具体的には、AIが「走行距離」と「所要時間」に加え、業界特有の要素である「処分費用(捨て場コスト)」の3つを同時に考慮して最短ルートを設計し、車両1台あたりの回転数(往復回数)を最大化する。
また、日々の業務で発生しやすい朝の急な欠勤連絡や空き時間への案件差し込みといったイレギュラーな事象に対しても、AIが数分で配車表を再構築する機能を備えている。
これにより、従来は熟練担当者が時間をかけて組み直していた作業をシンプル化し、業務の標準化と効率化を実現する。
Riburaの代表取締役である伊藤竜聖氏は、「産業廃棄物業界を社会を支える重要なインフラであり、汎用的な仕組みではなく現場の実態に即した専用ソフトウェアが必要だ」と強調している。
同社は今後、「配車くん」の提供を通じて、現場で長年培われてきた知見をシステムに落とし込み、配車担当者の業務負担の大幅な軽減を推進していく方針だ。

