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NTTデータ先端技術、自然言語でシステム運用状況を要約・分析するAIエージェント搭載の「Hinemos ver.7.2」を提供開始

NTTデータ先端技術、統合運用管理ソフトウェアに自然言語でシステム運用状況を要約・分析するAIエージェント機能を追加

DXの推進に伴いITシステムが複雑化する中、システム運用現場では、日々の監視結果の確認や障害発生時の迅速な切り分けなど、運用管理業務の負荷増大が課題となっている。

特に、複数の単機能ツールを組み合わせた運用では維持管理の負担が大きく、運用のトータルコスト増加につながりやすい傾向にある。

こうした課題を受け、株式会社NTTデータ先端技術は2026年4月8日、統合運用管理ソフトウェア「Hinemos(ヒネモス)」に生成AIを活用した機能などを追加した新バージョン「Hinemos ver.7.2」を、2026年4月22日より提供開始すると発表した。

「Hinemos」は、「収集・蓄積」「見える化・分析」「自動化」といった統合運用管理に必要な機能を、ワンパッケージで提供するOSS統合運用管理ソフトウェアだ。

今回発表された「Hinemos ver.7.2」では、AIエージェント機能を実装し、複数の生成AIと共通プロトコルで連携可能な「MCP(Model Context Protocol)サーバ」に対応する。

これにより、ユーザは自然言語で質問することで、システム運用状況の取得や生成AIによる情報の要約・分析を行うことができ、日々の状況確認から障害発生時の一次切り分けまでをAIに委ねることが可能だ。

「AIエージェント」機能の概要図

また、AWS環境上に2か月間利用可能な評価版のHinemos環境を自動構築できる「スマートスタート on AWS」機能の提供も開始される。

これは、セキュアなネットワーク構成やログ管理など、運用管理サーバとして必要な基盤部分まで自動で構築するもので、評価後はそのまま本番環境への移行も可能となっている。

さらに、クラウド通信機能「Twilio」と連携し、アラート発生時に人手を介さず担当者へ電話やSMSを自動発信する機能が追加された。

これにより、グループへの一斉発信や優先度に応じた順次発信など柔軟なフロー制御が可能であり、障害時の連絡漏れを防止してオペレーターの手動連絡作業を大幅に削減する。

このほか、管理対象から発生する大量のメッセージから重要イベントを効率的に抽出するAIOps機能「Hinemosメッセージフィルタ」の強化も行われている。

「Hinemos ver.7.2」の概要図

NTTデータ先端技術は、Hinemosアライアンス企業や取り扱い企業との連携を進め、今後もMCP対応による生成AIサービスとの連携を強化していく方針だ。

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