鴻池運輸株式会社は、米Glean Technologiesが提供する企業向け生成AIプラットフォーム「Glean」を導入し、本格稼働を開始したと発表した。
同社は当初、自社クラウド上に内製の生成AI基盤を構築していたが、応答品質や長期的な運用コスト等の課題から、外部プラットフォームである「Glean」へと切り替えた形だ。
「Glean」は、BoxやMicrosoft Outlook、ServiceNowなど、社内の主要なアプリケーションを横断して必要な情報を検索し、レポート作成やチャット回答を行う機能を持つ。
これにより、従業員は分散した社内ナレッジへ迅速にアクセスできるようになり、情報収集にかかる時間を削減する。
同社は2025年11月より「Glean」の先行利用を開始。現在は約1,200ライセンス規模で本稼働させており、高いセキュリティを担保しながら、自然言語による独自のAIエージェント開発も進めているとこのことだ。
鴻池運輸は今後、2026年度内に同基盤の月間利用ユーザ数を約600名規模へ拡大する計画である。
また、現場主導での活用を定着させるため、日常的にAIを活用する「AIプラクティショナー」を約600名、各部門をリードする「AIアンバサダー」を約100名育成する。
そして、現場の業務プロセスに組み込まれた実用的なAIエージェントを75本稼働させるという目標を設定している。
なお、今回の導入は、同社が推進する「生成AI活用プロジェクト」の一環であり、全社共通のAI基盤構築を目的としているとのことだ。

