株式会社WHI Holdings(以下、WHI HD)は、自社固有の人事制度や組織特性を踏まえてデータ分析から改善施策の提示までを一貫して行う「カスタムAIエージェント」を、同社のタレントマネジメントシステム「COMPANY Talent Management」シリーズ(以下、CTM2.0)に搭載し、提供を開始したと発表した。
「CTM2.0」は、統合人事システム「COMPANY」シリーズから提供される、日本法人固有の組織ニーズに最適化されたタレントマネジメントシステムだ。人材の可視化から評価、育成、配置、要員計画といった人的資本経営に必要な機能を搭載している。
今回追加された機能は、評価制度資料や等級定義書といった既存の社内ドキュメントをアップロードすることで、自社に特化したAIエージェントを構築・活用できるシステムだ。まずは、「CTM2.0」の「モチベーションサーベイ」製品に実装された。
この機能の最大の特徴は、企業ごとの人材定義や評価基準をAIが理解し、高解像度な課題抽出と具体的な改善施策の提示を自動で行う点にある。
例えば、「優秀層(A・B評価)において成長機会への不満が高まっており、離職リスクの兆候がある」といった、自社基準に基づく分析が可能となる。
さらに、抽出された課題に対して「キャリア自律を目的とした1on1の実施」や「挑戦的な業務へのアサイン」など具体的なアクションまで提示される。
また、アップロードされた制度ドキュメントとサーベイデータをAIが自動的に統合・解釈するため、従来のように担当者がデータを加工したり、複雑なプロンプトを設計したりする必要がないのも特徴だ。
WHI HDは今後、同機能をモチベーションサーベイにとどまらず、評価や配置、要員計画など人事領域全体へ順次展開していくとしている。

